新作2台は こちら
昨年暮れに
6BQ5シングルを作らせていただいたお客様からの依頼で、
先のアンプを上に乗せるとミニプリメインの完成です。
サイズは6BQ5シングルに合わせてあります。
入力はCD、TUNERそれにAUXの3系統、
パワーアンプ連動用にACアウトレットも設けました。
A20とのカップリングに現在はSHIZUKIを使っていますが、
このコンデンサーで音はかなり変化するはずです。
将来色々と交換して楽しめるよう取替えやすい配置としました。
当工房のプリアンプでも多用しているSRPPフラットアンプで、
低いカソード抵抗と大電流でバイアス電圧を確保、その上で微弱信号域では
音の鮮度に影響を与えるといわれるカソードパスコンを撤去した回路で、
シンプルそのもの。
A20は広帯域トランスの名のとおりドライブ段とのマッチング、
出力側ターミネイトなど特段の小細工を必要とせずフラットな
特性を有しています。
ユーザーからのメールによる評価です。 (ご本人の許可を得て掲載しております) |
音は、予想以上に、効果が出ています。
仰っていた通り、音が分厚く、 底上げされた、どこまでも伸びるダイナミックレンジ、綺麗な余韻、 これが、A20の威力か、12AU7を入れた効果か、+山中様の設計力 でしょうね!特に、JAZZボーカルの明瞭度が上がった様に聞こえます。 又、金管楽器、ピアノ、その他の楽器も中音が前に出てきています。 そうかと言って、低音、高音が引っ込んだ事もないのです。 ウェスタンのトランスを使うと、別の世界が広がるとかの話も聞きますが、 このアンプも全くの別世界が広がっています。もっとも、今までは、 DENONのPMA390IIIのプリアウトから6BQ5シングルに繋いでいました から比べるものではないかも知れませんが・・・とにかく、お気に入り のCDから、こんな音が入っていたのか?と言う体験が当分出来そうです。 楽器が楽器らしく声が声らしく、素晴らしいです。 オルトフォンの CONCORDE105の小さいSPが喜んで鳴っています。有難うございました。 3月15日 追加レポートをいただきました。 今もA20バッファーアンプ+6BQ5シングルアンプで聞いていますが、 末恐ろしい気がしてきました。 CONCORDE105が二周り以上大きく聞こえます。 今まで、LP以上のソースは無いと思っていましたが、CDも結構な情報量が 入っているのですね?!これは、正直初めての体験です。何が効を奏して いるのでしょうか?A20でしょうか?12AU7を入れた効果でしょうか? それとも、SRPPの回路にした山中様の設計力でしょうか? 6BQ5アンプの VRをフルに廻しきって使うとGAINが高すぎて使い難いですが、6BQ5の VRを3/4位まで絞ると使い易くなります。 でも、本当に驚きです。こんな 情報(音)が入っていたのか?とか、CONCORDE105がここまで音を出すとは 思ってもいませんでした。 ALTECの605Aにした時、JBLのD130にした時が 楽しみでもあり、恐ろしくもあります。D130は、それしかないので、175か 075をどう探してどう繋ごうかと楽しみです。 本当に有難うございます。
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以上、大阪・豊中市のNさんから2度にわたっていただいたレポートでした。
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