過去にパワーアンプを数台作らせていただいている東京足立区のYさんからの
依頼で、
初代5693使用CDバッファーアンプをお好みの
スタイルで仕上げてみました。
左から一直線に並んだ電源スイッチ、パイロットランプ、
音量VOL.テープモニター切替、入力セレクター。
パネルやケースの色、
配置やツマミの大きさなどご要望どおりに仕上げました。
入力は5系統それにテープ録音端子が2系統とモニター端子、
出力は1系統、
電源インレットはいつもお使いのメタルコンセントです。
内部はかなり余裕があり、とくに音量VOL.切替スイッチ部分は
将来大型アッテネーターなどの搭載も可能な十分なスペースがあります。
ケースはいつものように2.3_アルミ引き抜き材を採寸加工したもので、
既製品ケースのようにサイズの制約などありませんから自由な
レイアウトが可能です。
入力の数が増えたりテープ録音・モニター端子の追加、
若干の定数変更などがありますが、
基本的には初代アンプと同じです。
歪率 0.3%以下(基準出力時)100、1K、10KHzとも
周波数特性 14Hz〜27KHz(-0.5dB)
残留ノイズ
VOL.最大 入力端子開放および1KΩ終端ともに
0.03mV以下(補正なし)
0.015mV以下(JIS−A)
基本性能もすべて初代バッファーと同水準を維持していますが、
ノイズに関しては余裕のある配置とケーシングが功を奏して大きく向上しています。