Valves' World 番外編その14
CDバッファーアンプ薄型スタイル

このアンプと平行して製作を進めているE406Nシングルアンプを
上に乗せるため、幅・奥行きともあわせてあります。
(375Wx215Dx80H)

入力切替は今回2系統のみですのでスナップスイッチを採用しています。
脚部のインシュレーターは両サイドのカリン材と同じもので作ってみました。

左から入力1・2、出力3系統はパラレル、
電源スイッチ連動のACアウトレットなど

依頼者が入手されたA20トランスは製造年代のせいで
左右の色が違っており、 若干の性能差も認めらますが許容範囲内です。
左中寄りのベーク板下側に100μFx4のケミコンで
CR3段のリップルフィルター を構成しています。

左右で違っていたA20は後日同一のものが入手できましたので 新しいものに交換しました。

基本回路図

増幅部は初代アンプから変更はありませんが、
電源部のみトランスの小型化に伴ってダイオード整流に変更しました。



基本性能

入力インピーダンス  100KΩ
出力インピーダンス  3.3KΩ
基準出力電圧  1V
入力感度 100mV (ゲイン20dB)
最大出力電圧 15V以上
歪率  0.1%以下(基準出力時)100、1K、10KHzとも
再生周波数帯域  15Hz〜20KHz (-0.5dB)
  残留ノイズ 0.1mV以下(補正なし)
      S/N比  80dB以上(基準出力に対して)

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