当初はごく一般的なフォノイコライザー付きプリアンプのご依頼でしたが、 デジタルにも対応できるようUSBオーディオ インターフェースを内臓、 お手持ちのDACを生かすため光入出力なども設けました。 |
パネル面は左からヘッドフォンジャック、同VOL、 となりの上が入力セレクター、下フォノのMM/MCの切替、 次が高低トーンコントロール、大きいツマミ2個はメインVOLで 下の写真のように二つはベルトでつながっており、片方の操作だけで両方一緒に動作、 一方を押さえておいて回せばバランス調整が可能となる構造です。 その間にあるのはトーンのディフィートスイッチ、 右端が電源スイッチです。 |
2個の東京光音製アッテネーターを使っていますが、 このように両者をベルトで連結、上記のような操作が可能です。 最近はロボット関連のお店が日本橋あたりにも多く見受けれるようになり、 おかげでこういったパーツの入手も容易になりました。 |
RCA端子群は左から出力3系統これは並列出し、次がREC OUT、ライン入力3系統、 右端がフォノ入力です。右下に光の入出力とUSBコネクターがついていますが、 これが今までのうちのアンプには無かった部分です。 |
内部は例によって3つの部分に分かれており、左が電源部、中央がトーン回路と 出力バッファー部、右がフォノイコライザーです。 イコライザー部前方にはUSBオーディオ インターフェース(シールドケース入り)と ヘッドフォンアンプものっかっています。 |
基本回路はいつもの6DJ8使用イコライザー、MCステップアップには タムラのTKS−83(今回最終ロットだそうです)。このあとは 12AU7のSRPPを使ったトーン回路とバッファーで構成、 NP−126を使ってトランス送り出しとしています。 これにUSBオーディオ インターフェースを追加、 アナログディスクのデジタル録音、デジタルソースの再生などを 可能にしました。またモニター用のヘッドフォンアンプも設けてあります。 |
ラインアンプ部
入力インピーダンス 50KΩ
ゲイン 6dB(2倍)
再生周波数帯域 20Hz〜50KHz (-1dB)
出力インピーダンス 600Ω
トーン回路特性
Treble ±10dB (10KHz)
Bass ±8dB (100Hz)