811Aアンプのウッドベースが出来るまで


見つけてこられたのは家具屋さんの店先にあった、
樹齢を重ねた クスノキの大木の一部です。
ちなみに氏は家具産地として 有名な大川という町の近くにお住まいです。


とりあえず上下を平らにして


全体の大まかな形を出します。


このあとアンプが入る部分をくり抜きますが、
無数の穴を蜂の巣のようにあけてノミで削り取ったようで、
右端に残骸が写っていますが、大変な作業だったと思います。


さらに底面と後部には通風用の穴もしっかり開けられています。


最後に塗装と磨きをして完成、ここまでが氏の作業で
この状態で当工房に送られて来ました。


まずアンプのシャーシとなる3mm厚のアルミパネルが収まるよう、
パネルのサイズに合わせて周囲をトリマーで3mm掘り下げました。


アルミ板は当初ヘアライン仕上げを予定していましたが、
最終的にはタンゴトランスのハンマーネットに似合う
細かな模様の銀梨子風に仕上ました。


出力管811Aも「晴れの桧舞台」ならぬクスノキ舞台に立たされて、
少々緊張気味ですが、きっといい演奏を聴かせてくれると思います。

今回はY氏のアイデアを実現するためお手伝いさせていただきましたが、
この他にも暖めておられるアイデアや思い付きがありましたら何なりとお申し付けください。
皆様の夢を形にするお手伝いをさせていただきます。

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