45シングル高域専用アンプ |
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バイアンプでツイーターを駆動する高域特性を重視した
アンプをという依頼で作ってみました。
それぞれのスピーカーのすぐそばに設置できるよう
モノラル構成としました。
Front view
モノラル構成で1台が120x270mmというコンパクトなサイズですが、
今回はウッドケースに凝ってみました。
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Rear view
出力トランスは当初、山水HS−5を予定していましたがより高域特性の
優れたM−757に変更となりました。(本当はタンゴH5−Sが
使いたかったのですがどうしても入手できませんでした。)
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inside 内部はかなり狭く小型部品でしのぎましたが、山本音響のテフロンソケット、 WIMAやシルバーマイカのカップリング、フィルムコンなど要所は押さえました。 また信号経路は銀線使用で高域の輝きを狙っています。 |
入出力特性
全高調波歪率
再生周波数帯域
ユーザーからのメールによる評価です。 (ご本人の許可を得て掲載しております) |
今、45という出力管にすっかり魅了されています。
いろんな音のアンプがあるかと思いますがその清純な佇まいに
心が洗われるような思いです。 こんな雰囲気を持つアンプは他にないのではないでしょうか。
最初、音を聞いた時、ペラペラな音で、ちょっとショックでした。
それはエージング不足が原因だったわけですが、
通算50時間を超えた辺りから、繊細でありながら凛とした音に
かわってきました。 CR結合を利用したハイバスフィルターも小容量のコンデンサー だけの方が、聴感上もより音楽の表現が柔軟になり、 素晴らしいアイデアと思いました。
ただ新たなる悩みが..
45はプリアンプの奥行きがないのでプリアンプの後ろという
一番目に付くところに置いて音も姿も鑑賞させて頂いております。 今後ともご健勝で、いいアンプを製作下さい。 良いアンプをありがとうございました。
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以上、現在お仕事の関係で韓国ソウル在住のユーザー様からのメールおよび
添付写真です。
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