WE300B シングル ステレオ
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ご自身もアンプ作りをなされる東京・杉並区のTさんですが、
お仕事が忙しく自作の時間が取れないということで、 当工房でお手伝いさせていただきました。

回路図

測定結果

ユーザーレポート

Front view

300Bと274BはWEオリジナル、前段はECC82と12BH7Aの 2段増幅です。

Top view

前段がMT管ですので今までの300Bアンプより奥行きをかなり短く出来ました。 サイズは350Wx220Dx220H

Rear view

出力トランスはLUXの特注品、その他はタムラでまとめています。

inside

コンデンサー類は300BのDC点火を除いてすべてオイルもしくはフィルムを使用、 メンテナンスフリーの長期安定動作を確保しています。

内部拡大写真は こちら

回路図(増幅部は片チャンネル分のみ表示)


ECC82、12BH7AともパラレルとしてIpをしっかり流して芯の太い音作りを目指しています。
2段目のプレートから初段カソードに軽くフィードバックをかけていますが、
歪率改善より他のアンプとの兼ね合いからゲイン調整が主たる目的です。
通常ここはコンデンサーを入れて直流をカットしなければなりませんがが、
初段バイアス電圧と NFB抵抗、カソード抵抗をうまくかみ合わせて省くことが出来ます。
出力管300Bの動作はOPTのインピーダンスが2.5Kと低い方ですので、
通常よりやや浅めの バイアスとして電流も少し多めに流しています。

測定データ

当工房のアンプはすべて詳細な測定を実施しております。
データで音がわかるわけでもありませんし、物理特性を 追求するアンプでもありませんが
お渡しするアンプの 健康状態だけは把握しておきたいと思っています。

入出力特性

歪率特性

再生周波数帯域

ユーザーレポート


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