PX25シングルステレオアンプ |
トランス結合 |
以前3C33ppやEQカーブ切替プリアンプを作らせていただいている、 さいたま市のSさんからの依頼です。欧州古典球PX25に相応しい 結合トランス、出力トランスを採用してタンノイを優雅に鳴らすアンプを 目指しました。 |
Front view 主役のPX25は40年代Osram、ドライバーはMarconi DET9、 初段がGEC L63と脇役もそれなりの球を採用しました。 仕上げのウッドケースは今お使いのタンノイスピーカーに合せて 今回はチーク材を使いました。 |
Top view
出力トランスは英パートリッジ社のTK2207、ドライバーは
カンノMU−14で、いずれも万難を排して入手しました。
右側カバーの中は電源トランスとチョークなどが入っています。
|
|
Rear view 後部端子類はいつもどおりの配置ですが、入力ジャック直近に 他のアンプとのレベル合わせが出来るようVOLを配しました。 トランスの間に見えている赤いジャックは出力管カソード電位を チェックするため設けた端子です。 |
電源部のカバーは全体のバランスとデザインから装備しましたが取り外し可能です。
|
カバーの中身はタムラの電源トランス (電源トランスの品番が間違っておりました。2007.05.06訂正) |
内部拡大写真は こちら |
基本性能
出力 6W+6W 所要入力 1200mV
歪率 1%以下(1KHz1W時)
周波数特性 8Hz〜28KHz(−1dB)
ダンピングファクター 2.0
残留ノイズ 1 mV以下 補正なし
消費電力 116W
本体サイズ 480Wx330Dx230H
重さ 26Kg
入出力特性
出力対歪率特性
周波数特性