811A プッシュプル MKU
CDバッファーアンプつき3点セット

今年初めに発表、好評を得た811Appアンプをさらに発展させ
50Wの大出力と高音質を両立させました。
通常の直熱三極管では到達し得ぬ大出力と、多極管では味わえぬ
好音質を 両立させた、811Aの持ち味を最大限発揮させたアンプです。
シャーシカラーはお気に入りのフェラーリ ロッソスクーデリアの赤、
同一デザインでCDバッファーアンプも揃えてみました。

回路図

測定結果

ユーザーレポート

Front view

モノラル2台はそれぞれ左右対称に製作、フェラーリレッドのシャーシ上に黒く再塗装された トランスとサイドパネルが全体を引き締めています。

Top view

トランスや真空管の配置は前作とほぼ同じで、上面にあった 電源スイッチや入力VRは前面パネルに移動。

Rear view

入出力端子なども後部パネルに設置

煌々と輝く4本の811Aは音楽鑑賞を目からも楽しませてくれます。

inside

内部拡大写真は こちら

基本回路図

(増幅部は片チャンネル分のみ表示、入力切替およびメーター駆動回路は省略)

基本回路は前作同様ですが、各部の電圧見直しと電源部およびドライバーの強化などにより
50W出力を確保、小出力時の歪率改善などさらに磨きがかかりました。

測定結果

当工房のアンプはすべて詳細な測定を実施しております。
データで音がわかるわけでもありませんし、物理特性を 追求するアンプでもありませんが
お渡しするアンプの 健康状態だけは把握しておきたいと思っています。

基本性能
出力 50W 所要入力 1100mV
全高調波歪率 0.05%以下(1KHz1W時)
再生周波数帯域 5Hz〜36KHz(−1dB)
残留ノイズ 1mV以下(入力ショート・オープン共聴感補正なし)
ダンピングファクター 3.9

入出力特性

最大出力50Wは1100mVの入力で得られます。

歪率特性

各部定数の見直しと絞込みで歪率もさらに改善、
1W時0.05%、10W時0.2%、30W時1%以下と低歪を達成しました。

再生周波数帯域

ユーザーレポート

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