811Aダイナミックカップルドアンプ
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静岡市のMさんからの依頼による811Aダイナミックカップルドアンプです。
初段とドライバーに拘ってWE310A、Bendix6384の採用となりました。

回路図

測定結果

ユーザーレポート

Front view

シャーシサイズは400x300、好評のウッドケース仕立です。

Rear view

入出力端子類は例によって後部上面配置で設置スペースの確保が楽です。

Top view

依頼者手持ちのトランス類はUSED品で、多少のキズなどありましたので 相談のうえ再塗装、アルテックアンプのような上品な色に仕上がりました。

inside

初段KMコン、デカップリングのフィルムコンなど大型部品で内部はやや過密状態です。
内部拡大写真は こちら

基本回路図(増幅部は片チャンネル分のみ表示)




初段、ドライバーの球が変わっただけで基本回路は今までのアンプとほぼ同様ですが、
NFB量の切替(7or10dB)、B電源の左右チャンネルデカップリング、
310Aの ためのヒーター用倍電圧整流回路などがあらたに追加になりました。

測定データ

当工房のアンプはすべて詳細な測定を実施しております。
データで音がわかるわけでもありませんし、物理特性を 追求するアンプでもありませんが
お渡しするアンプの 健康状態だけは把握しておきたいと思っています。

入出力特性

入力1Vで約13Wの定格出力が得られますが、
NFBを10dBに増やすと3dBの差、1.4Vの所要入力になります。

歪率特性

NFB7dBの時の全高調波歪率特性です。
残留ノイズは0.5mV以下ですが、今回測定機器のアップグレードにともない、
ノイズ成分を含まない真の歪率表示が可能になりました。

再生周波数帯域

軽度のNFBですが大型トランスの採用で広帯域アンプに仕上がっており、
20Hz8Wでの出力も波形くずれはありません。
ダンピングファクターはNFB7dBで1.9、10dBで2.9に変化します。

ユーザーレポート


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