811Aダイナミックカップルドアンプ
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いつもの811Aダイナミックカップルドアンプですが、
今回は東京・自由が丘のJAZZバー 「Musicman」にある 当工房の
同アンプを試聴され一目惚れした、千葉県船橋市のKさんからの依頼です。
出力トランスに橋本のシングル用大型3.5Sを採用、
ドライバーは 6CK4、初段には6SJ7を使ってみました。

回路図

測定結果

ユーザーレポート

Front view

電源部を中央に配した左右対称デザインです。

Top view

ご本人の要望でいつもは奥にある出力管を今回は両サイド手前に配し、 811Aの明かりが外へ向かって広がるイメージでデザインしてみました。

Rear view


inside

内部拡大写真は こちら

回路図(増幅部は片チャンネル分のみ表示)


測定結果

当工房のアンプはすべて詳細な測定を実施しております。
データで音がわかるわけでもありませんし、物理特性を 追求するアンプでもありませんが
お渡しするアンプの 健康状態だけは把握しておきたいと思っています。

基本性能
出力 12Wx2 所要入力 1600mV
全高調波歪率 0.2%以下(1KHz1W時)
再生周波数帯域 20Hz〜50KHz(−1dB)
残留ノイズ 1mV以下
ダンピングファクター 3.5

以上のように過去の作例とほぼ同一の性能を確保しておりますが、
さらに大型出力トランスの採用で低域の量感・質感も向上しました。

ユーザーレポート


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