メタル管1619PPトランス結合アンプ |
その2 |
前作1619アンプをご覧になって同じような部品があるのでという依頼でした。
シャーシデザインは同じですが入力VRを省き、色はご自分で選んだ塗料を
送っていただきました。
Front view
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Top view
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Rear view
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inside |
入出力特性
16KΩ負荷として動作させていますので最大
出力は少し下がりますが、
次のグラフのように
歪率はやや改善されます。
全高調波歪率
周波数特性およびダンピングファクター
F特はほとんど同じですが、出力トランスと動作点の違いで
ダンピングファクターは約2.9とやや増えています。
ユーザーからのメールによる評価です。 (ご本人の許可を得て掲載しております) |
・・・・・1619ppですが音も落ち着きました。
最初うちのスピーカーでは、高音の鳴り方が多少神経質で低音よりの
音でした。しかしエージングが進むにつれて伸び伸び鳴るようになり、
一安心といったところです。張りのある音で低、中、高音とも力感
があります。こういう音はトランスドライブの独壇場かと思います。
低音の締りがもっと欲しい(DF2.9なのでうちのフルレンジには充分
なのですがちょっとゆるいのです。1619の特徴でしょうか?)繊細な
音が出て欲しいなどありますがそれは無いものねだりなのでしょう。
力感があるがやさしい音という相反するよな事をいいますがそんな
感じの音なのです。楽しく聴けてとてもリラックスできます。好みの音で
す。あと面白いのが独特の響きのようなものがのるような気がします。
球の構造によるものでしょうか?私の耳がおかしいのかもしれません
が…。とにかく、見て良し、聴いて良しのアンプでとても満足しています。
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以上、埼玉県川口市のご注文主、加藤様のメールから引用させていただきました。
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