811AダイナミックカップルドアンプMKU
その2  6L6GCドライブ

ドライバー管HY69の流通量が少なく将来の入手難も予想されるので
手持ちの6L6GCが使えないだろうかという、神戸市のHさんからの 依頼で設計しなおしてみました。

回路図

測定結果

ユーザーレポート

Front view

初段管とドライバーの位置を入れ替えた程度であとは ほとんど前作と同じです。

Top view

Rear view

inside

前作ではHY69用のヒータートランスやDC安定化回路で込み合っていましたが 今回はすっきりまとまっています。

回路図(増幅部は片チャンネル分のみ表示)



電源トランスがMX−280に変更になったため、
B電圧がやや低く なっていますが、最大出力も12Wと特性に大きな変化はありません。
5693と6L6との相性が良かったのか、
裸特性はむしろ良くなっていますので NFB量は少し減らして7dBとしました。。

測定結果

入出力特性、歪率、再生周波数帯域いづれも 過去の作品と同等以上でしたのでそちらをご覧ください。
傍熱管の6L6の採用でドライバー管のDC点火が不要になり、
回路の簡略化とともに残留ノイズの低減、小出力時の歪率改善など プラス面が出てきました。

ユーザーレポート


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