KT88PP ステレオアンプ
.

前作の6550PPアンプクラスのもので、
ステレオタイプ、入力セレクター・出力VUメーター付きなど
ご要望を取り入れて製作しました。

回路図

測定結果

ユーザーレポート

Front view

中央に電源部、左右にKT88を配したシンメトリーなデザインです。 オプションで出力メーター、入力セレクターなどを装備、 シャーシのカラーは今回もご本人からお送りいただいたものを使用しました。

Top view

使用部品にもこだわりました。 出力トランスはラックスの特注品、後両側に見える のは630V200μFの大型フィルムコンデンサーです。

Rear view

入出力端子類は結線などが便利なように上面に配置、 背面にはACのインレットとヒューズのみです。

inside

動作はセルフバイアスで出力管1本ごとに設けてありますので 球交換などのさいも無調整で使用できます。

回路図(増幅部は片チャンネル分のみ表示)


測定データ

当工房のアンプはすべて詳細な測定を実施しております。
データで音がわかるわけでもありませんし、物理特性を 追求するアンプでもありませんが
お渡しするアンプの 健康状態だけは把握しておきたいと思っています。

入出力特性

最大出力は40W強、1W時の所要入力は500mVと 使いやすい値になっています。
残留ノイズはそれぞれ0.5mV(L-ch)、0.3mV(R-ch)です。

全高調波歪率

最大出力に達するまで1%以下を保っています。
再生周波数帯域は15Hz〜40KHzまでフラット、 ダンピングファクターは8です。

ユーザーレポート

ユーザーからのメールによる評価です。
(ご本人の許可を得て掲載しております)
 最近スローライフが流行りとの事、遅ればせながら音楽・読書・犬をテーマに暮らそうとして、 使用中の音響機器に目を向けてアンプは自作真空管がいいかなと考え、 偶然山中さんのホームページを発見しました。

 アンプの仕様説明と回路図に電圧や部品名があり、 作れる物なら作って見ろと思える挑戦的態度に感心し、 メールのやりとりでプリアンプが不要との非営利的経営に納得して本器を発注しました。

 昔行った吉祥寺のFUNKYのような音という注文通り、 アーチー・シェップやコルトレーンのサックスの響きは今までの石アンプとは格段に違い、 なんとも艶のある音は特筆ものと思います。

 私だけでは怪しいので息子にも聞かせて同様な評価でしたので、 若い世代にも充分アピールすると思います。

 アンプを裏返す体力のある限り、山中さんには製作を頑張っていただきたいと エールを送って応援します。 

以上、九州・大分市F様からいただいたレポートです。


ギャラリーへ戻る