シャーシサイズは300mm幅、奥行400で後方の大部分を電源部が占めています。
HY69のフィラメント電源は安定化のためMX175では賄いきれず、
9Vのヒータートランスを2個増設しています。そのわりにドライバーと
出力管のあいだのシンプルな回路がお分かりいただけると思います。
さすがに明かりを落とした部屋での存在感は格別です。当然、電源のパイロットランプ
などは不要ですので省いています。
全高調波歪率
常用出力の3W程度までは1%以下の歪率を保っています。
周波数特性およびダンピングファクター
可聴帯域20Hz〜20KHzは完全にフラットで、
ダンピングファクターは全帯域にわたって約3で、試聴の結果、低域
の締まりも程よい感じでした。